2023年11月19日
京都府立医科大学（医学部）の英語対策について解説します。国公立大学医学部の入試は大学入試の中で最も難しい入試の一つになりますので、しっかりとした対策が必要になります。そのため過去問題をしっかり分析して試験対策を練っていきましょう。
京都府立医科大学（医学部）の英語の筆記問題は大問４つから構成されています。（2023年2月25日実施分）試験時間は120分です。各問題の詳細は以下の通りです。
大問１
大問１は長文読解問題になります。非常に長い読解問題であり質問は９つあります。長文に引かれた下線部の意味を選択肢から選ぶ問題や、空欄を埋める問題、問われた内容を日本語で答える問題があります。英語ではなく日本語で答える問題がありますので、しっかりと日本語で意見をまとめる練習が必要になります。
大問２
大問２も長文読解問題になります。質問は８つあります。基本的には大問１の質問と大きく変わりませんが、大問１が質問に対して日本語で答える問題が三つ含まれているのに対し、大問２は質問に対して英語で答える問題が三つ含まれています。そのためしっかりとした英作文の対策が必要になります。
大問３
大問３も長文読解問題になります。大問１・大問２の長文読解問題と少し異なるのは大問３は８つの質問に対して「T・F・N」（正し、間違っている、そもそも文中で話題にされていない。）の三つで答える問題になります。しっかりと長文の理解ができないと解けない問題になりますので、高い読解力が問われる問題です。単語暗記や構文暗記・読解問題演習を通した長文読解対策が必要になります。
大問４
大問４は英作文の問題になります。与えられた問いに約200語で自分の意見をまとめて答える英作文の問題です。問いが少し複雑ですが、英作文の対策を進めていればしっかりと書けるようになりますので、徹底した英作文の対策が必要になります。普段から英作文を書く習慣を作りこれらの問題に対応できるよう演習を重ねていく必要があります。
まとめ
以上が京都府立医科大学（医学部：2023年2月25日実施分）の英語の問題分析になります。これらの問題を120分で解く必要があります。大問１～大問３までの長文読解問題は非常に長い文章題であり、単語暗記や構文暗記だけではなく読解問題演習を通して長文読解力を高めていく必要があります。また文章量が多いので、この文章量を時間内に読み質問に答えられるような読解演習も必要になります。また英作文の問題も出題されるので、200語程度で自分の意見と理由をまとめるライティング演習も必要になります。しかし問題の出し方が特殊である訳ではないので、徹底した対策を行うと対応可能な問題になります。
上記の問題が解けるようになるには長文読解演習と英作文の対策を徹底する必要があります。当塾は長文読解対策・英作文対策の経験が豊富ですので、京都府立医科大学（医学部）の試験対策でお悩みの場合は是非とも当塾の体験授業にご参加下さい。
