一橋大学大学院経営管理研究科(HUB)の入試方法

2025年05月12日

一橋大学大学院経営管理研究科:経営管理プログラムの入試方法

一橋大学ビジネススクール・経営管理プログラムは最大年に二回(秋・冬)の受験が可能です。そしてそれぞれの入試方法は以下の通りになります。

1-1.第一次試験(書類選考+筆記試験)

1.書類選考

 経営管理プログラムの出願には一般的な職務経歴書等に加えて「職歴・学習に関する経歴書」「将来計画書」という名称の研究計画書が必要になります。「これまでの職歴や学習してきた内容」「本研究科で学びたいこと」「その進め方と方法」「修了後の計画」等について、それぞれ2,000字程度でまとめる必要があります。これは研究計画書で言うハイブリッド型に該当します。(詳しくは別記事「研究計画書の書き方」をご覧下さい。)そのためしっかりとした研究計画書を作成する必要があります。これを出願してから筆記試験に臨む事になります。

2.筆記試験

 経済・経営に関する文章と質問が与えられるのでそれを日本語で回答する試験になります。試験時間は90分です。問題数は四問程度出題されます。それに対して答えを数百字の文章形式で記述する必要があるので、しっかりとした小論文の対策が必要になります。

1-2.第二次試験(口述試験)

 第二次試験は口述試験(面接)になります。提出した将来計画に関する事項とその他の質問に答える試験になります。提出した将来計画書は勿論ですが、それ以外のテーマについてもしっかり事前に学習し答えられるように準備をする必要があります。

一橋大学大学院経営管理研究科:経営分析プログラムの入試方法(一般選抜)

一橋大学ビジネススクール・経営分析プログラムは一般選抜で年に一回、企業派遣特別選考では年二回の受験が可能です。一般選抜の特徴は職歴が不要なので新卒で入学する事が可能な点になります。一般選抜の受験詳細は以下の通りです。

2-1.第一次試験(小論文又は数学+英語)

 経営分析プログラムの一般選抜一次試験は「小論文又は数学」+英語(TOEIC/TOEFL/IELTS)になります。小論文は経営学の内容に関する文章を読み、それに対する幾つかの質問を150字~200字で答えるものになります。また数学は「微分積分」「確率統計」「線形代数」等の範囲から出題されます。これらのいずれか片方を選択し受験する必要があります。それに加えて英語の試験スコアを提出する必要があります。これが第一次試験です。

2-2.第二次試験(口述試験+書類選考)

 経営分析プログラムの一般選抜二次試験は「口述試験」+「書類選考」になります。書類選考は「職務・学習に関する経歴書」「将来計画書」をそれぞれ2,000字程度で作成する必要があります。また口述試験(面接試験)は約20分程度で、提出した書類の内容等が問われる試験になります。

一橋大学大学院経営管理研究科:経営分析プログラムの入試方法(企業派遣)

一橋大学ビジネススクール・経営分析プログラムの企業派遣特別選考の特徴は、三年以上の職歴+推薦状が必要なのと、筆記試験がない点になります。また企業派遣特別選考は年に二回受験が可能です。企業派遣特別選抜の受験詳細は以下の通りです。

3-1.第一次試験(書類選考)

 経営分析プログラムの企業派遣特別選考第一次試験は書類選考のみになります。これには推薦状が必要なのと、一般選抜と同じように「職務・学習に関する経歴書」「将来計画書」が必要になります。これを突破すれば第二次試験に進みます。

3-2.第二次試験(口述試験)

 経営分析プログラムの企業派遣特別選考第二次試験は口述試験になります。ここでは職歴や書類選考で提出した内容を中心に質問されることになります。そのためしっかりと準備をして試験に臨む必要があります。