筑波大学大学院人文社会・ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群の入試方法

2025年06月01日

筑波大学ビジネススクールの入試方法

筑波大学ビジネススクールの入試方法(経営学学位プログラム・国際経営プロフェッショナル専攻)はそれぞれ以下の通りになります。(それぞれ年1回:4月入学)

1-1.経営学学位プログラム(日本語)

 筑波大学ビジネススクールの経営学学位プログラムは以下の方法で合否が決まります。以下の二点を併せて一度に合否が決まります。

1.提出書類(研究計画書:30/100点)

 筑波大学ビジネススクールは出願書類に研究計画書が含まれています。これはA4で6枚程度書く事になりますが、研究計画書の中でも最も難易度が高い研究計画書型になります。(詳しくは別記事「研究計画書の書き方を解説します。」をご覧下さい。)そのため先行研究や参考文献をしっかり読み、リサーチデザインを設計した上で研究計画書を作成する必要があります。難易度が非常に高いので、時間を掛けてしっかり取り組む必要があります。

2.小論文試験(20/100点)

 筑波大学ビジネススクールは、出願書類を提出した後に小論文試験を受験する事になります。内容は経営学に関するテーマになりますが、時事的なテーマも含めて、経営学の観点からしっかりと述べる必要がありますので、経営学の学習と小論文試験の対策が必要です。過去問題が公開されているので、これらに合わせて経営学の学習を行い、小論文演習をしっかり行う必要があります。

3.口述試験(50/100点)

 筑波大学ビジネススクールは、小論文と同時に口述試験(面接試験)を受ける事になります。口述試験では研究計画書に記入した内容や専門知識のレベル確認などが行われます。そのため一般的な面接対策だけではなく経営学の知識・研究計画書に記入した内容もしっかり答えられるようにしておく必要があります。

1-2.国際経営プロフェッショナル専攻(英語)

筑波大学ビジネススクールの国際経営プロフェッショナル専攻は以下の方法で合否が決まります。以下のそれぞれに審査があります。

1.第一次審査(提出書類のみ)

 筑波大学ビジネススクールの国際経営プロフェッショナル専攻はまず提出書類で一次審査が行われます。これには「志望理由」「キャリア計画」「研究計画書」、更には英語試験のスコアも提供する必要があります。全て英語で記入する必要があるので、しっかりとした内容を作る必要があります。

2.第二次審査(面接試験)

 第一次審査に合格した後は面接試験が待っています。この面接も全て英語で行われるので、英語インタビューに向けてしっかりと英語での面接対策を行う必要があります。この面接では研究計画書の内容や志望理由等はもちろんですが、それ以外の内容も質問されるので、しっかりと経営学の学習を英語で進めておく必要があります。