2025年05月10日
京都大学経営管理大学院の入試方法
まず日本語のプログラムは特別選抜・一般選抜という二つの入試方法があります。英語プログラムは以下の通りです。
1-1.特別選抜
一つ目は特別選抜になります。社会人経験を有する人が対象であり入試は「学修計画書」「英語(TOEIC・TOEFL・IELTSより選択)」「面接」の三点から評価されます。基本的に京都大学を志望する社会人は特別選抜で受験する事が推奨されています。(一般選抜を併願で受験する事もできます。)2025年度は104人の出願に対して36人が合格しています。この方法で入学する留学生もいます。内訳としては「学修計画書」と「面接」がそれぞれ200点であり「英語」の100点と併せて500点満点で評価されます。
1-2.一般選抜
二つ目は一般選抜になります。一般選抜は社会人経験を有しない新卒でも受験可能です。(社会人は同年度に両方受験する事が可能です。)入試は「専門科目」「英語(TOEIC・TOEFL・IELTSより選択)」「専門小論文」の三つになります。専門科目は「会計学」「経済学」「経営学」「数学」から選択する事ができます。内訳は「専門科目」(200点)「専門小論文」(100点)「英語」(100点)の合計400点満点になります。「専門科目」と「専門小論文」は京都大学の吉田キャンパスで受験する事になります。2025年度は128人の出願に対して25人が合格しています。
1-3.i-MBA・京大・コーネル大学提携コース(KC-CDO)
これらのコースはGMATやTOEFL・IELTSの受験が必要になります。また志望理由等は全て英語で用意する必要があります。コーネル大学の提携コースはコーネル大学にも出願する必要があります。つまり「i-MBA」と「京大・コーネル大学提携コース」は海外MBAと同じ形式で受験する事になります。2025年度のi-MBAコースは123人の出願に対して40人が合格しています。これらのコースへの出願に際して国籍の制限はありませんが、実態としては留学生が多く在籍しているコースになります。