京都大学経営管理大学院(GSM)の概要と特徴

2025年05月10日

京都大学経営管理大学院の概要

1-1.大学院の概要

京都大学経営管理大学院の概要は以下の通りです。

正式名称 京都大学大学院経営管理教育部経営管理専攻
英語名称 Department of Business Administration, Graduate School of Management, Kyoto University
所在地 〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町
開講時間 月曜~土曜 8:45~18:00 (昼間開講)
修業年数 2年 (入学前に科目等履修生等により一定の単位を修得している場合は、1年間での終了も可)
※1年半コースにおいては1年6ヶ月
修了要件 42単位 ※1年半コースにおいては38単位
履修上限単位 各半期24単位(年間48単位)

*京都大学経営大学院(大学院概要)より抜粋

1-2.プログラム

京都大学経営管理大学院は以下の通り大きく分けて二つのプログラム(日本語・英語)があります。

MBA/専門職学位課程

*京都大学経営大学院(MBA/専門職学位課程(経営管理専攻))より転載

 

1.日本語のプログラム

日本語のプログラムは次の四つのプログラムがあります。(観光専攻(独立したプログラム)は2024年度入試で募集を終了しています。)ビジネスリーダーシップ領域、サービス・観光・アート領域、プロジェクト・オペレーションズマネジメント領域、ファイナンス・会計領域の四つです。またファイナンス・会計領域には一年半で終了できるプログラムもあります。日本語のプログラムは指定科目の中から最低でも二クラス(四単位)は英語で行われる授業を受講する必要があります。

2.英語のプログラム

英語のプログラムは大きく分けて「i-MBAコース」と「京大・コーネル提携コース」があります。「i-MBAコース」は授業が全て英語で行われます。この中にもそれぞれ専攻があります。また「京大・コーネル提携コース」は一年間ずつ京都大学とコーネル大学(アイビーリーグの名門大学)で学ぶコースであり両大学から学位を取得する事ができます。(京大:MBA・コーネル大学:MMH)このコースはホスピタリティのプログラムでありコーネル大学のホテル経営大学院で学ぶプログラムになります。

京都大学経営管理大学院の特徴

2-1.特徴

 京都大学経営管理大学院の特徴は次の通りになります。

1.優秀な教授陣

 京都大学経営管理大学院の教授陣は極めて優秀です。東大・京大の博士号保有者、ハーバードやウォートンのMBAホルダー、実業で大活躍された一流の実務家が多く在籍しています。

2.少人数制

 京都大学経営管理大学院は少人数制になります。数としては教授陣1名に対して学生は約5名程度になります。そのため教授陣からきめ細かい指導を受ける事が可能です。

3.多様性

 京都大学経営管理大学院は多様性があるビジネススクールになります。留学生約57%に対して日本人約43%、新卒の学生約25%に対して社会人学生は約75%、また女性が約44%に対して男性が約56%になります。つまり多様性が高い組織なので、バックグラウンドが異なる多くの人と交流する事が可能です。

 

*京都大学経営大学院(数字で見るGSM)より転載