2023年11月15日
神戸大学の英語対策について解説します。神戸大学は関西圏トップレベルの難関国立大学になりますので、しっかりと問題傾向を理解した上で対策方法を考えるようにしましょう。
神戸大学の英語の筆記問題は大問4つから構成されています。(2023年2月25日実施分)試験時間は80分です。
大問1(配点35点)
大問1は長文読解問題になります。長文に対する質問は5つありますが、それぞれに幾つかの質問がある問題もありますので、少し時間が掛かることが予想されます。英語を日本語にする問題や長文問題の空白部分を選択肢から選ぶ問題等があります。しかし質問としてはシンプルな問題が多いので、基本的な単語暗記・構文暗記・読解演習で対策が可能な問題になります。
大問2(配点35点)
大問2も長文読解問題になります。そして大問1と同じく長文に対する質問が5つあります。本文の内容に合致する選択肢を選ぶ問題(最後の問題)もありますので、文章をしっかり読んで理解する必要があります。その他の質問は一般的によく出題される読解問題の質問になりますが、単語・熟語暗記をしっかり行った上で読解演習を進めていく必要があります。
大問3(配点30点)
大問3は小説の一部になります。三人の登場人物が会話をしながら話が進んでいきますので、これらをしっかり理解して問題に答える必要があります。質問は5つありますが、大問1や大問2の質問と大きくは変わりません。つまり長文読解力をしっかり高めておく必要があります。
大問4(配点25点)
大問4は英作文の問題になります。与えられたパッセージを読み、そこから記述で答える質問が二つ与えられます。一問目は約40字で答える問題、二問目は約60字で答える問題になります。短い文章を書く問題ですが、しっかりと的を射た内容を書き答える必要がありますので、英作文の演習を事前にしっかり行っておく必要があります。
まとめ
以上が神戸大学(2023年2月25日実施分)の英語の問題分析になります。上記の通り神戸大学では長文が三題と英作文の問題が出題されますので、長文読解対策として単語暗記・構文暗記・読解演習と、英作文の練習を行う必要があります。英作文は短い文章で答える問題ですが、意見と理由を書く練習を進めていけると充分高得点を取ることが可能です。また時間が80分と少し短いので、長文問題を20~25分程度で終わらせる練習も必要になります。しかし文章の難易度や質問の内容は共通テストと比べてそこまで難易度がかけ離れて高いという訳ではないので、演習次第で充分高得点を取る力を磨いていくことが可能です。
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