2023年11月19日
動名詞の用法について解説します。
動名詞の用法について解説します。動名詞は不定詞と併せて覚える必要がある文法単元になりますので、しっかりと学んでいきましょう。
まず動名詞は「動詞+ing」の形で作ります。意味としては「~すること。」と訳します。これは不定詞の名詞的用法と同じです。(不定詞の用法については別の記事「不定詞の三つの用法について解説します。」をご覧下さい。)そして動名詞は原則として名詞を置くことができる場所に置くことができます。例を挙げます。
(例1)Studying English is fun. (英語を勉強することは楽しいです。)
(例2)My hobby is watching movies. (私の趣味は映画を見ることです。)
(例3)I like playing tennis. (私はテニスをすることが好きです。)
また「~すること。」という意味で前置詞の目的語にする場合は必ず動名詞を使います。例を挙げます。
(例1)He is interested in playing the guitar. (彼はギターを弾くことに興味があります。)
(例2)I am concerned with going to Africa. (私はアフリカに行くことに関心があります。)
(例3)I am sorry for not being there. (そこにいれなくてすみません。)
前置詞の目的語として否定形を使う場合は(例3)の通り「not」を動名詞の前に置きます。
次に意味上の主語を表す場合・完了動名詞・動名詞の受動態は以下の通りです。それぞれの例を挙げます。
(例:意味上の主語)He is proud of his son being a student at Harvard University.
(彼は息子がハーバード大学の学生であることを誇りにしています。)
(例:完了動名詞)They are proud of having been students at Harvard University.
(彼等はハーバードの学生である(継続的に)ことを誇りにしています。)
(例:動名詞の受動態)I like being recognized from others.
(私は他者から認められるのが好きです。)
以上が動名詞の基本的な使い方になります。動名詞は長文読解問題でも非常に多く使われていますので、しっかり上記を押さえておくようにしましょう。
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