2025年05月17日
小論文試験とは?
国内MBA(ビジネススクール)の入学試験では小論文試験が課されるスクールもあります。このようなビジネススクールに入学するには小論文試験を突破する必要があります。小論文試験の詳細は以下の通りです。
1-1.筆記試験
まず小論文試験は筆記試験になります。研究計画書のように事前に作成して提出するものではなく、決められた日時に試験会場(通常は受験する大学のキャンパス)に行き試験形式で受験するのが小論文試験です。一般的に小論文試験は60~90分程度の試験になります。与えられた問いに対して文章形式で答える試験になります。
1-2.頻出テーマは「経営学+その他」
次に小論文試験で出題される頻出テーマは経営学の内容になります。試験では経営学に関する文章が与えられるので、それを読んだ後に幾つかの質問に制限された字数内で答える問題です。大学院によってはテーマを選択して受験する事が可能なケースもあります。小論文試験は文章を読んで回答する試験ですが、決してその場の思い付きで書けるようなものではないので、事前にしっかり経営学を学び小論文対策を行った上で試験に臨む必要があります。また慶応ビジネススクールのように数学の問題が出題されるビジネススクールもあるので、それぞれしっかり調べた上で対策する必要があります。
1-3.小論文試験は入学審査の一部
最後に小論文試験はあくまで入学審査の一部になります。基本的に小論文試験だけで合否が決まるビジネススクールはありません。小論文試験を課すビジネススクールはその他の書類(研究計画書等)と併せて評価します。そのため小論文対策はあくまで試験の一部だと捉えておきましょう。(ただし京都大学の一般選抜のような例外もあります。)しかし重要であることに変わりはなく、小論文試験を課すビジネススクールの受験では小論文試験の結果が非常に重要である事は言うまでもありません。
小論文試験:まとめ
以上が小論文試験の概要になります。小論文試験が課されているビジネススクールに合格するには小論文試験対策が不可欠になります。何故なら知らない経営学の用語や内容を質問されても答えられる人はいないからです。また時間内に文章形式で答える練習も進めておく必要があります。また研究計画書を作成する前に経営学の基礎知識も必要になるので、志望するビジネススクールに小論文試験が課されている場合は、すぐにでも対策を開始するようにしましょう。