2025年06月01日
目次
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の概要
1-1.大学院の概要
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の概要は以下の通りです。
正式名称 | 筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群 |
英語名称 | Graduate School of Business Sciences, Humanities and Social Sciences, Degree Programs in Business Sciences, University of Tsukuba |
所在地 | <東京キャンパス> 〒112‐0012 東京都文京区大塚3丁目29-1 |
電話番号 | 029-853-7716 |
URL | https://www.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp/ |
開校時期 | 1989年4月 |
開講時間 | 平日夜間・土曜日 |
プログラム | 1.経営学学院プログラム(MBA) 2.法学学位プログラム(LL.M) 3.国際経営プロフェッショナル専攻(専門職大学院) 4.法曹専攻(専門職大学院) |
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の特徴
2-1.大学院の特徴
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の特徴は以下の通りです。
1.社会人が通いやすい。
筑波大学ビジネススクールは、茨城県のキャンパスではなく東京都文京区にある東京キャンパスで授業が行われます。また夜間型大学院として平日夜間・土曜日に授業が開講されているので、都内在住の社会人が通学しやすい大学院であると言えます。
2.法学学位プログラムがある。
筑波大学ビジネススクールは、法学学位プログラムのプログラムを有しています。このプログラムではビジネス・ロー関係の科目を多く学ぶ事ができますが、MBAプログラムでも幾つかの科目を受講する事ができます。法学科目も多く開講されている点が筑波大学ビジネススクールの特徴でもあります。
3.数理領域・情報領域に強い。
筑波大学ビジネススクールは、数理領域・情報領域に力を入れて取り組んでいます。例えば統計学、オペレーションズリサーチ、人工知能、データマイニング、知識工学のような領域をカバーした授業を開講しています。また研究指導はこれらの領域の先端の研究を行っている教員から受ける事ができます。これが筑波大学ビジネススクールの強みになります。
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の入試方法
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の入試方法(経営学学位プログラム・国際経営プロフェッショナル専攻)はそれぞれ以下の通りになります。(それぞれ年1回:4月入学)
3-1.経営学学位プログラム(日本語)
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の経済学学位プログラムは以下の方法で合否が決まります。以下の二点を合わせて一度に合否が決まります。
1.提出書類(研究計画書:30/100点)
筑波大学ビジネススクールは出願書類に研究計画書が含まれています。これはA4で6枚程度書く事になりますが、研究計画書の中でも最も難易度が高い研究計画書型になります。(詳しくは別記事「研究計画書の書き方を解説します。」をご覧下さい。)そのため先行研究や参考文献をしっかり読み、リサーチデザインを設計した上で研究計画書を作成する必要があります。難易度が非常に高いので、時間を掛けてしっかり取り組む必要があります。
2.小論文試験(20/100点)
筑波大学ビジネススクールは、出願書類を提出した後に小論文試験を受験する事になります。内容は経営学に関するテーマになりますが、時事的なテーマも含めて、経営学の観点からしっかりと述べる必要がありますので、経営学の学習と小論文試験の対策が必要です。過去問題が公開されているので、これらに合わせて経営学の学習を行い、小論文演習をしっかり行う必要があります。
3.口述試験(50/100点)
筑波大学ビジネススクールは、小論文と同時に口述試験(面接試験)を受ける事になります。口述試験では研究計画書に記入した内容や専門知識のレベル確認などが行われます。そのため一般的な面接対策だけではなく経営学の知識・研究計画書に記入した内容もしっかり答えられるようにしておく必要があります。
3-2.国際経営プロフェッショナル専攻(英語)
筑波大学ビジネススクール(GSSM)の国際経営プロフェッショナル専攻は以下の方法で合否が決まります。以下のそれぞれに審査があります。
1.第一次審査(提出書類のみ)
筑波大学ビジネススクールの国際経営プロフェッショナル専攻はまず提出書類で一次審査が行われます。これには「志望理由」「キャリア計画」「研究計画書」、更には英語試験のスコアも提供する必要があります。全て英語で記入する必要があるので、しっかりとした内容を作る必要があります。
2.第二次審査(面接試験)
第一次審査に合格した後は面接試験が待っています。この面接も全て英語で行われるので、英語インタビューに向けてしっかりと英語での面接対策を行う必要があります。この面接では研究計画書の内容や志望理由等はもちろんですが、それ以外の内容も質問されるので、しっかりと経営学の学習を英語で進めておく必要があります。
筑波大学ビジネススクール(GSSM):まとめ
以上が筑波大学ビジネススクール(GSSM)の概要・特徴・入試方法になります。筑波大学ビジネススクール(QBS)は関東圏で難関の国立大学大学院のビジネススクールになります。そのためしっかりとした対策が必要になります。筑波大学ビジネススクール(GSSM)の受験についてお悩みであればいつでも当スクールにご連絡下さい。