「平叙文」について解説します。

2023年10月14日

「平叙文」について解説します。

平叙文(へいじょぶん)とは意見や状態・事実等を述べている普通の文のことを言います。例えば以下のような文です。

(例1)He went to Tokyo.     (彼は東京に行きました。)
(例2)Everyone likes you.   (皆あなたのことが好きです。)
(例3)I don’t have a pen.    (私はペンを持っていません。)
(例4)You have to walk a lot.    (あなたはたくさん歩かなければいけません。)
(例5)Mike isn’t a student.  (マイクは学生ではありません。)

平叙文には二つの種類があります。それは「肯定文(こうていぶん)」と「否定文(ひていぶん)」です。

肯定文(こうていぶん)

肯定文(こうていぶん)とは意味を肯定する文です。つまりあなたが最も目にする普通の文のことをいいます。上の例で言えば、(例1)(例2)(例4)は肯定文です。意味を肯定しているからです。

否定文(ひていぶん)

否定文(ひていぶん)とは意味を否定する文です。上の例なら(例3)(例5)は否定文になります。何故なら意味を否定しているからです。否定文には通常「not」が入ります。(別の表現も可能です。)

では次は質問を出します。以下の文を「肯定文」と「否定文」で分けた上で和訳して下さい。

<質問>

(1)The box is empty.
(2)Mike’s car doesn’t run fast.
(3)Lake Biwa is a large lake.
(4)The hotel at which I stayed last night was comfortable.
(5)I don’t want to fail the exam.

いかがでしょうか。解説は以下の通りになりますので、ゆっくり確認して下さい。基本的に平叙文は肯定文と否定文を含む普通の文であり、あなたが最も良く目にする文です。この肯定文と否定文の違いは後に文法を学ぶ上で非常に大切になっていきますので、今の段階でしっかり押さえておくようにしましょう。

<答え>

(1)肯定文(その箱は空です。)
(2)否定文(マイクの車は速く走れません。)
(3)肯定文(琵琶湖は大きな湖です。)
(4)肯定文(私が昨夜泊まったホテルは快適でした。)
(5)否定文(私はその試験に失敗したくありません。)

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