最上級について解説します。

2023年12月14日

 

最上級について解説します。最上級も頻出度の高い表現になりますのでしっかりと作り方のルールを覚えた上で使いこなせるようになりましょう。

最上級とは?

最上級は三つ以上の中で最も程度が高いことを表す表現になります。作り方や意味等は以下の通りです。

最上級の作り方(形容詞)

最上級は形容詞又は副詞の前に「the」を付けてその後の形容詞・副詞に「est」を付けます。これで最も程度が高いことを表すことができます。まず形容詞に「the+est」を付けた例を幾つか挙げます。

(例1)He is the tallest in the class. (彼はクラスで最も背が高いです。)
(例2)Mike is the oldest of us. (マイクは私たちの中で最年長です。)
(例3)This pen is the longest in my pencase. (このペンは私のペンケースの中で最も長いです。)

上記の例文では左側の「He」「Mike」「This pen」の程度が特定のグループの中で最も高い事を表しています。

最上級の作り方(副詞)

副詞に「the+est」を付けた例は以下の通りです。

(例1)She studies (the) hardest in the class. (彼女はクラスの中で最も一生懸命に勉強します。)
(例2)Tom looks (the) youngest in her family. (トムは彼の家族の中で最も若く見えます。)
(例3)Brian can swim (the) fastest in the team. (ブライアンは彼のチームの中で最も速く泳ぐことができます。)

上記の例では副詞を最上級にしています。副詞を最上級にする場合「the」は付けてもつけなくても大丈夫ですので、この部分は注意するようにしましょう。

「est」を付ける時の注意点

形容詞・副詞に「the+est」を付ける時は以下の点に注意しましょう。

(1)大部分の語 →the+estを付ける。(例)new→newest
(2)子音字+yで終わる語 →「y」を「i」に変えて「est」を付ける。(例)busy→busiest
(3)短母音+子音字1つで終わる語 →子音字を重ねて「est」を付ける。(例)big→biggest

形容詞・副詞が長い場合

形容詞が長い場合は「est」を付けると発音しにいくので、手前に「the+most」を置き「est」は付けません。形容詞が長い場合とは多くの二音節以上の語と三音節以上の語のことを言います。ただその分類方法は複雑なのでまずは「形容詞が長い場合」と捉えて下さい。例を挙げます。

(例1)She is the most famous girl in Japan. (彼女は日本で最も有名な女優です。)
(例2)This novel is the most interesting novel in this bookstore. (この小説はあの本屋の中で最も面白い小説です。)
(例3)Mary drives (the) most carefully in the group. (メアリーはこのグループの中で最も注意深く運転します。)

不規則に変化する形容詞・副詞

最上級は形容詞・副詞に「est」を付けて手前に「the」を置くことで程度が最も高い事を表すことができます。。しかし以下の形容詞・副詞は例外的に形が変化します。

1.good・well→best(×goodest・wellest)
2.bad・ill→worst(×badest・illest)
3.many・much→most(×manyest・muchest)
4.little→least(×littest)
5.far→farthestfurthest(×farest)

最上級の範囲について。

最上級では三つ以上の中で最も程度が高い事を表すので、文の後ろに特定のグループが入ることが一般的です。そのグループが特定の場所や集団である場合は「in」を使い、人や物の数を表す場合は「of」を使います。それぞれ例を挙げます。

(例:in)He is the tallest boy in the class. (彼はクラスの中で最も背が高いです。)
(例:of)This book is the most interesting book of the three. (この本は三つの中で最も面白いです。)*

*数は「of+the+数字」で表します。

以上が最上級の説明になります。最上級の作り方は比較級と同じくそこまで難しいものではありませんが、少し複雑ではあるので、上記をしっかり理解した上で覚えておくようにしましょう。

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