2023年11月14日
京都大学の英語対策について解説させて頂きます。京都大学は最難関大学の一つであり、しっかり英語対策を行わないと合格点を取ることはできませんので、対策についてしっかり解説させて頂きます。
まず京都大学の英語の筆記問題は大問4つから構成されています。(2023年2月26日実施分)試験時間は120分です。そしてそれぞれの問題は以下の通りです。
大問1(配点50点)
800~1,000語程度の英語の文章を読み下線部が引かれた部分を和訳する問題です。下線部は三か所あります。下線部は二~三行に引かれており下線部だけを読んで和訳することもできますが、より正しく意味を理解し和訳の精度を高めるには前後の文章を読んでから和訳できると理想です。その意味で普段の学習では時間の許す限り全て和訳できるようになるべきです。
大問2(配点25点)
800~1,00語程度の英語の文章を読み下線部が引かれた部分を和訳する問題です。下線部は三か所に引かれておりそれぞれ三~四行に引かれています。大問1と非常に良く似ており、しっかりと単語・構文を暗記し英文解釈をしながら和訳する力を高めていく必要があります。問題を全て読む必要はありませんので、一つずつにしっかり時間を掛けることができます。(10分程度が理想です。)
大問3(配点25点)
日本語で書かれた文章を英語にする問題です。150~200字前後の文章ですが、そのまま英語にすると上手く英語にできない表現が多く含まれていますので、まずは英訳しやすい日本語に直して英語にする必要があります。(日本語原文→英語にしやすい日本語→英語)これもしっかりとした練習が必要になります。
大問4(配点25点)
会話文を読み、会話が成立するように空白部分に自分で英語を書く問題なります。空白部分は4つあり、それぞれ12語~24語で会話が成立するよう自分で英語を書く問題になります。これも一見簡単なように見えて自分で書く力を高める必要があるので、ライティング力を高める必要がある問題になります。しっかりとしたライティング対策が必要になる問題です。
まとめ
以上が京都大学(2023年2月26日実施分)の英語の問題になります。これらの問題を解く力を高めるには、英単語暗記・文法構文暗記・そして英文解釈の練習が必要です。何故なら配点の高い大問1・大問2は英文解釈を徹底する事でしっかりと和訳できるようになるからです。また大問3の和英問題は日本語を英語にする演習が必要不可欠であり、普段から演習を進めておく必要があります。そして会話文を成立させる問題も読解力を高めて意味が理解できるようになる必要があり、その上で自分で書く力を高める必要があります。
これらの対策は読解対策だけではなく独自の対策が必要になります。当塾は京都大学の対策経験が豊富にございますので、京都大学の英語対策でお悩みの場合は是非とも当塾の体験授業にご参加下さい。