分詞の叙述用法について解説します。

2023年11月27日



分詞の叙述用法について解説します。高校英文法の中でも難易度の高い内容になりますので、しっかり理解した上で正しく使えるようになりましょう。

分詞の叙述用法

分詞の叙述用法では分詞が補語としての役割を果たします。これは現在分詞と過去分詞共に同じであり、それぞれに主格補語(S=C)と目的格補語(O=C)の両方があります。それぞれの例を挙げます。

主格補語

(現在分詞:例)The girl kept crying. (その少女は泣き続けました。)
(過去分詞:例)The door remains closed. (そのドアは閉じられています。)

上記の例は両方とも「S=C」となっています。Cの役割を果たしている現在分詞・過去分詞がSの説明をしています。

目的格補語

(現在分詞:例) He found her waiting in the room. (彼は彼女が部屋で待っているのを見つけました。)
(過去分詞:例)Mary kept the door locked. (メアリーはドアに鍵をしました。)

上記の例は「O=C」となっています。Cである目的格補語がOの説明をしている状態です。

目的格補語は知覚動詞や「make+O+C」「have/get+O+C」等の表現もあります。それぞれの例を挙げます。

知覚動詞「make+O+C」「have/get+O+C」

(知覚動詞:例)I saw Joe entering the room. (私はジョーがその部屋に入るのを見ました。)
(make+O+C:例)I could make myself understood. (私の話(言葉)は通じた。)
(have+O+C:例)I have my car repaired. (私は車を修理してもらいます。)

以上が分詞の叙述用法の説明になります。これらの表現は少し難しい表現になりますので、作り方と意味をしっかり理解した上で覚えるようにしましょう。

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