2025年05月12日
目次
一橋大学大学院経営管理研究科の概要
1-1.大学院の概要
一橋大学大学院経営管理研究科の概要は以下の通りです。
正式名称 | 一橋大学大学院経営管理研究科 |
英語名称 | Hitotsubashi University Business School |
所在地 | 国立キャンパス:〒186-8601 東京都国立市中2-1 千代田キャンパス:〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター |
電話番号 | 国立キャンパス:042-580-8183 千代田キャンパス:03-4212-3000 |
URL | https://www.hub.hit-u.ac.jp/ |
開校時期 | 1998年4月(1996年にMBAコースの前身である夜間大学院が開校) |
開講時間 | 平日昼間(経営分析) 平日夜間・土曜日(経営管理、経営管理ホスピタリティ、金融戦略・経営財務) |
プログラム | 1.経営分析プログラム 2.経営管理プログラム 3.経営管理-ホスピタリティマネジメント・プログラム 4.金融戦略・経営財務プログラム 5.国際企業戦略専攻(ICS)プログラム(英語) |
国際認証 | AACSB |
1-2.プログラム
一橋大学ビジネススクールには以下のプログラムがあります。(HUBの中にSBAとICSが含まれています。)
1.日本語のプログラム(SBA)
まず日本語のプログラムには「経営分析プログラム」があります。このプログラムは職歴が不要であり国立キャンパスで授業が行われます。次に「経営管理プログラム」「経営管理ホスピタリティマネジメント・プログラム」があります。このプログラムは出願に3年以上の職歴が必要であり、授業は全て千代田キャンパスで行われます。また「金融戦略・経営財務プログラム」もあります。このプログラムは出願に2年以上の職歴が必要であり、同じく千代田キャンパスで授業が行われます。一般的なMBAプログラムに該当するのは経営管理プログラムになります。
2.英語のプログラム(ICS)
次に英語のプログラムがあります。このプログラム(ICSと言います。)は2年以上の職歴が必要であり授業は全て千代田キャンパスで行われます。このプログラムは1年制と2年制があり授業は全て平日昼間に開講されます。
一橋大学大学院経営管理研究科の特徴
2-1.特徴
一橋大学大学院経営管理研究科の特徴は以下の通りです。
1.多様なプログラム
一橋大学大学院経営管理研究科は「多様なプログラム」を有しています。新卒者は経営分析プログラムに出願する事ができ、社会人は経営管理(+ホスピタリティ・マネジメント・プログラム)、金融戦略・経営分析プログラム、国際企業戦略専攻(ICS)から選択して希望するプログラムに出願する事ができます。
2.少人数制
一橋大学大学院経営管理研究科は「少人数制」になります。そのため、学生は教授陣からきめ細やかな指導を受ける事が可能です。優秀な教授陣と学生が少人数で切磋琢磨できるので、必然的に学習効果は高いものになります。
3.利便性
一橋大学大学院経営管理研究科は「利便性」が高いと言えます。一橋大学大学院経営管理研究科の千代田キャンパスは都心の一角にあります。一般的に社会人のMBAプログラムは千代田キャンパスで行われるので、都心で働く社会人にとっては通学しやすい場所にあります。また経営財務プログラム、金融戦略・経営分析プログラムは平日夜間と土曜日に授業が開講されるので、社会人は働きながら通学する事も可能なプログラムになります。
一橋大学大学院経営管理研究科:経営管理プログラムの入試方法
一橋大学ビジネススクール・経営管理プログラムは最大年に二回(秋・冬)の受験が可能です。そしてそれぞれの入試方法は以下の通りになります。
3-1.第一次試験(書類選考+筆記試験)
1.書類選考
経営管理プログラムの出願には一般的な職務経歴書等に加えて「職歴・学習に関する経歴書」「将来計画書」という名称の研究計画書が必要になります。「これまでの職歴や学習してきた内容」「本研究科で学びたいこと」「その進め方と方法」「修了後の計画」等について、それぞれ2,000字程度でまとめる必要があります。これは研究計画書で言うハイブリッド型に該当します。(詳しくは別記事「MBA研究計画書の書き方|研究計画書の種類と書き方・注意点を徹底解説」をご覧下さい。)そのためしっかりとした研究計画書を作成する必要があります。これを出願してから筆記試験に臨む事になります。
2.筆記試験
次に「筆記試験」があります。筆記試験は「小論文試験」になります。経済・経営に関する文章と質問が与えられるのでそれを日本語で回答する試験になります。試験時間は90分です。問題数は四問程度出題されます。それに対して答えを数百字の文章形式で記述する必要があるので、しっかりとした小論文の対策が必要になります。
3-2.第二次試験(口述試験)
第二次試験は「口述試験(面接)」になります。提出した将来計画に関する事項とその他の質問に答える試験になります。提出した将来計画書は勿論ですが、それ以外のテーマについてもしっかり事前に学習し答えられるように準備をする必要があります。面接試験の概要は以下のご覧下さい。
「MBA面接試験の概要|ビジネススクール面接入試の基礎をわかりやすく紹介」
一橋大学大学院経営管理研究科:経営分析プログラムの入試方法(一般選抜)
一橋大学ビジネススクール・経営分析プログラムは一般選抜で年一回、企業派遣特別選考では年二回の受験が可能です。一般選抜の特徴は職歴が不要なので新卒で入学する事が可能な点になります。一般選抜の受験詳細は以下の通りです。
4-1.第一次試験(小論文又は数学+英語)
経営分析プログラムの一般選抜一次試験は「小論文又は数学」+「英語(TOEIC/TOEFL/IELTS)」になります。小論文は経営学の内容に関する文章を読み、それに対する幾つかの質問を150字~200字で答えるものになります。また数学は「微分積分」「確率統計」「線形代数」等の範囲から出題されます。これらのいずれか片方を選択し受験する必要があります。それに加えて英語の試験スコアを提出する必要があります。これが第一次試験です。
4-2.第二次試験(口述試験+書類選考)
経営分析プログラムの一般選抜二次試験は「口述試験」+「書類選考」になります。書類選考は「職務・学習に関する経歴書」「将来計画書」をそれぞれ2,000字程度で作成する必要があります。また口述試験(面接試験)は約20分程度で、提出した書類の内容等が問われる試験になります。口述試験の詳細は以下をご覧下さい。
「MBA面接試験の概要|ビジネススクール面接入試の基礎をわかりやすく紹介」
一橋大学大学院経営管理研究科:経営分析プログラムの入試方法(企業派遣)
一橋大学ビジネススクール・経営分析プログラムの企業派遣特別専攻の特徴は、三年以上の職歴+推薦状が必要なのと、筆記試験がない点になります。また企業派遣特別選考は年に二回の受験が可能です。企業派遣特別選抜の受験詳細は以下の通りです。
5-1.第一次試験(書類選考)
経営分析プログラムの企業派遣特別選考第一次試験は「書類選考」のみになります。これには推薦状が必要なのと、一般選抜と同じように「職務・学習に関する経歴書」「将来計画書」が必要になります。これを突破すれば第二次試験に進みます。
5-2.第二次試験(口述試験)
経営分析プログラムの企業派遣特別選考第二次試験は「口述試験」になります。ここでは職歴や書類選考で提出した内容を中心に質問されることになります。そのためしっかりと口述試験の準備をして試験に臨む必要があります。口述試験の詳細は以下をご覧下さい。
「MBA面接試験の概要|ビジネススクール面接入試の基礎をわかりやすく紹介」
一橋大学大学院経営管理研究科の概要・特徴・入試:まとめ
以上が一橋大学大学院経営学研究科の概要・特徴・入試になります。一橋大学のビジネススクールは関東圏で最難関の国立大学のビジネススクールであり、非常に人気の高いビジネススクールになります。一橋大学ビジネススクールの受験でお悩みであればいつでも当スクールにご連絡下さい。