長文読解問題で出題される図表の対策方法

2023年09月30日



長文読解問題では文章だけではなく図表も併せて出題される事があります。共通テストでも図表は普通に出題されるので、図表を読み取る力は長文読解問題で必要な力となります。

長文読解問題では図表を読み取る力も重要です。

図表というのは図や表・グラフ等のことを言います。例えばとある学校で試験を行い各クラスの平均点を表にしたり、成績の推移をグラフに表したりします。もっと本格的なデータ(国の経済データをグラフにしてあるもの等)がグラフや表として出題されているケースもあります。いずれにしても図表問題が出題させるのは普通なので、あなたが読解力を伸ばしたいのであれば、図表の意味を読み取る力を高める必要があります。では、どのようにすれば図表を読み取る力が高まるのでしょうか。

答えはシンプルで演習を重ねるという事につきます。理由は図表の読み取り自体は決して難易度が高いものではなく、そもそもそんなに難易度の高いものは出題されません。総務省統計局のデータが記載されていて、自分で計算機を叩いて数字を出す、というのは数学の問題でもそんなに出題されませんよね。つまりデータと言っても書かれている文章を読めばすぐに関係性が解るものしか出題されませんので、一般的な入試問題では特に図表を読み解く技術は不要です。大学受験の英語では読み取りの技術が必要なほど難易度高い図表問題は出題されません。

しかし図表を読み取る演習は絶対に必要です。何故なら図表問題は理解やテクニックではなく問題を解いた回数によって向上するからです。演習した回数が多ければ多い分だけ図表を読み取る力は高まります。これは国語で考えて見ると分かりますよね。特定の文章題に図表が入っている場合、その読み取りが素早くできるか否かは演習量次第です。そのため図表問題は、図表を含む文章題を何度も練習する必要があるのです。ただそれで充分です。

リスニングで出題される図表問題だと少し話は変わりますが、読解だと内容を理解するだけで充分なので、練習問題を何度も行う必要があるという事を意識するようにしましょう。ただし注意すべき点は二つだけあります。一つ目は文章題の最初に図表が含まれていた場合、最初から図表ばかり読まない事です。基本的には質問で指示があってから図表の情報を読み取るようにしましょう。二点目は図表の種類を知っておく事です。出題されるグラフや表の種類を想定しておく事で、その問題に対応しやすくなります。この二つだけは意識するようにしましょう。

図表を含む長文読解対策が上手く進まないという場合や英語の勉強方法でお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。

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