2023年10月03日
長文読解の演習は楽しいか？と聞かれたら、多くの高校生がノーと答えると思います。英語の長文読解問題の勉強は多くの高校生にとって大変な勉強内容である事は否めません。私が初めて長文読解演習を始めた時も全く楽しいとは感じませんでしたし、どちらかと言えば苦しい日々の連続でした。しかしそれは少しずつ変化していきました。何故でしょうか。
長文読解演習は問題が解けるようになるまでが勝負です。
別の記事「長文読解に対する苦手意識を克服する方法」でも述べた通り、長文読解問題は問題が解けるようになれば少しずつ楽しいと感じるようになっていきます。試験で点数が取れるようになると更に楽しく感じるようになります。理由は自分ができるという自信が自分の中に根付いていき、それが自己肯定感を高めてくれるからです。でもその状態に到達するまでは少し難しい勉強を嫌々行う事になります。つまりそこまでが勝負になります。
読解力がある一定のレベルに達して問題がしっかり解けるようになると、次にもう少しレベルの高い問題に取り組む時にそこまで大きな抵抗を感じなくなります。理由は過去の自分の成功体験が次も乗り越えられると前向きに考える事を肯定してくれるからです。今度も必ず乗り越えられると考えられるようになれば少し高い山でも登る事に対する抵抗感は軽減されます。そのためまずは最初の段階でいい流れを作り好循環を作る事が重要なのです。
上手く文章が読めなくても必死に頑張り続けてみましょう。
まずは英語の長文読解問題がそこまで楽しくなくても、必死に頑張ってみましょう。自分の好きな内容について書かれた内容から始められれば更に理想的です。そうやって少しずつ英語力を伸ばしていき、読解力を伸ばす事自体に「楽しみ」を感じるようになれば勉強をする習慣を作る事もそんなに大変ではなくなります。なのでまずは最初に「楽しい」と感じるまでが最も重要です。
英語の長文読解問題はある一定のレベルに達すると必ず楽しいと感じるようになります。そのためあなたが現在読解に苦戦していたとしても、取り組む意欲を無くしていたとしても、まずは次の小さな目標だけを意識してその目標達成を目指す事から始めてみましょう。千里の道も一歩からと言いますが、読解問題ができるようになるまでは千里の道が待っている訳では決してありません。しっかり頑張れば「楽しい」と感じるようになり、より順調に先に進めるようになりますので、まずは最初に「楽しい」と感じるまでしっかり頑張ってみましょう。
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