長文読解力が向上するスピード

2023年10月04日



長文問題の勉強を始める前に、実際に長文読解力というのはどのように伸びていくかを知る事は非常に重要です。何故ならそれを知っていれば勉強のペースが順調に進んでいるかどうかが判断できるようになるからです。では長文読解力はどのように伸びていくのでしょうか。

長文読解力は指数関数的に伸びていきます。

答えを言うと、長文読解力は「指数関数的」に伸びていきます。勉強時間にそのまま正比例して読解力が伸びることは決してなく、どちらかと言えば最初は上手く伸びずに苦戦する事になります。指数関数のカーブは最初に上り始めるまでにかなりの時間を有します。それと全く同じです。つまり長文読解力というのは伸び始めるまでが最も大変なのです。伸び始めるとそこから先はどんどん上がっていきます。では何が原因でこのような現象が起こるのでしょうか。

その理由は実は極めてシンプルです。指数関数のカーブが上り始める時というのは、あなたの勉強方法が確立し一定の時間を経過した時だからです。例えばあなたが単語暗記をする上でカードを作るべきかノートに書くべきかで悩んでいたとします。当然ですが、この状況だと少しずつでも両方やってみないと答えは出ませんよね。ただ自分にとって進めやすい方法が決まれば、後はそれを継続していくだけなので、単語力は伸びていきます。そして暗記の途中でも躓く事があると思いますが、その解決方法も勉強を進めていく中で見えてきます。結果、自分に合う勉強方法が確立されるようになり、その後は読解力が早く伸びていくのです。

自分にとって最適な勉強方法を確立できた時に読解力は急速に伸びていきます。

このように勉強方法が確立されれば読解力は伸びていきます。そのため「ある程度の勉強方法を確立させるまで」が実は最も大変なのです。その壁を突破すれば、あなたの読解力は嘘のように伸びていきます。私の例を挙げると、英検準2級ぐらいまでの勉強が最も大変だったと記憶しています。何故ならそこまでの勉強では自分の勉強方法が確立できていなかったからです。それ以降も大変でしたが、やはりそれまでは効率の悪い方法で試行錯誤していたので最も苦しかった記憶があります。

勉強と言うのは試行錯誤の繰り返しで自分に合った方法論が確立されていきます。上記の通り、単語暗記一つをとっても、自分にとって最も効果的な暗記方法は色々と試してみないと分からないのです。しかし一度でも自分に合った方法が確立されると、愚直にその方法を繰り返すだけで読解力は伸び続けていきます。つまり伸び始めるまでが最も大変な時期であり、その暗闇をくぐり抜けたら読解力は嘘のように伸び続けるのです。

そのためあなたが現在試行錯誤中であれば、その闇はきっと晴れると信じて頑張り続けてましょう。その先には必ず明るい景色が待っています。

長文読解対策やその他英語の勉強方法についてお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。

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