2023年11月13日
第4・第5文型の受動態について解説します。
第4・第5文型の受動態について解説します。これらの受動態(特に第4文型)は少し難しいのでしっかり理解するようにしましょう。
第4文型の受動態を第3文型に書き換える方法
まず第4文型の受動態を第3文型に書き換える方法について解説します。作り方は以下の通りです。例を挙げます。
(第4文型:例)He gives me some apples. (彼は私に幾つかのリンゴをくれました。)
上記の文を第3文型にする場合以下の二通りが可能です。
(1)I am given some apples by him. (私は彼に幾つかのリンゴを与えられる。)
(2)Some apples are given to me by him. (幾つかのリンゴが彼によって私に与えられる。)
上記の文では第4文型の二つの(me・some apples)のそれぞれを主語にした文になります。第4文型の文はこのように二つの文を作ることができますので、それぞれをしっかり覚えておきましょう。
一点だけ重要なのは(2)の文では「to」を使っていますが、このケースで主語がbuyだと「for」になります。このgive型・buy型(それぞれtoやforになる。)はそれぞれどの動詞がtoやforに該当するか覚える必要がありますので、文法の試験等を受験する場合は事前に覚えるようにしましょう。特徴としては文に「誰に」という言葉が入るのが自然な場合はgive型、特に「誰に」という言葉が入らなくても自然な場合はbuy型になります。
第5文型の受動態
次に第5文型の受動態は以下の通りになります。
(第5文型:例)We call this dog Pochi. (私達はこの犬をポチと呼びます。)
上記の文を受動態にする場合は以下の通りになります。
(受動態:例)This dog is called Pochi. (by us)
第5文型を受動態にする場合は上記の通りになります。(by us)は状況的に明らかなので入れても入れなくても大丈夫です。
以上が第4・第5文型の受動態になります。しっかり作り方を理解して覚えていきましょう。
文法の対策方法やその他英語の勉強方法についてお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。