2023年11月14日
大阪大学の英語対策について解説します。大阪大学は旧帝大の一つであり最難関国立大学の一つになりますので、しっかり問題傾向を知った上で受験対策を進めていきましょう。
大阪大学の英語の筆記問題は大問7つから構成されています。(2023年2月25日実施)試験時間は90分です。(文学部:105分・外国語学部:120分)それぞれの問題は以下の通りです。
大問1
大問1はAとBから構成されています。AとBの短い文章を読み、下線部を和訳する問題です。下線部は文章の約半分を占めていますので、概ね全体的に和訳できるようになる必要があります。
大問2(外国語学部志望者のみ)
大問2は長文読解問題です。外国語学部志願者のみになりますが、文章が長いのでしっかり読む力を身に付けて臨む必要があります。質問は6つありそれぞれ内容から問われます。
大問3(外国語学部以外の志望者のみ)
大問3も長文読解問題です。外国語学部以外の志願者が対象となりますが、大問2よりは短いものの、長い文章をしっかりと読む必要があります。質問は内容から6つ問われます。(各質問に2つ以上問う問題もあります。)
大問4
英作文の問題です。質問が与えられてそれに対して自分の考えを述べる問題です。約80字程度になりますが、しっかりと英作文の対策を行ってから臨む必要があります。
大問5(外国語学部志望者のみ)
日本文を英語にする問題です。3つの文を英語にする必要がありますが、決して簡単な文ではないので、日本語を英語にしやすい日本語にして英文にする必要があります。これも和英対策が必要な問題になります。
大問6(外国語学部以外の志望者のみ)
日本語を英語にする問題です。AとBの二つの問題があります。文学部志望か否かで二問目が変わりますが、概ね難易度に違いはありません。いずれも非常に難易度の高い和英問題になりますので、しっかりとした対策が必要です。
大問7(外国語学部志望者のみ)
リスニング問題になります。
まとめ
以上が大阪大学(2023年2月25日実施分)の英語の問題分析になります。上記の問題を解く力を高めるには単語暗記・文法構文の暗記・そして読解演習に加えて英作文・和英問題の対策が必要になります。それぞれ非常に難易度が高いので、計画的にバランスよく力が高められるよう学習を進めていく必要があります。特に日本文を英語にする問題と英作文の問題は対策が必要不可欠なので、大阪大学を志望する方は長文読解問題だけではなくこれらの対策を計画的に進めていくようにしましょう。
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