2023年11月18日
東北大学の英語対策について解説します。東北大学は旧帝国大学の一つであり難関国立大学の一つになります。そのためしっかりと対策して試験に臨む必要がありますので、過去問題から対策方法を検討していきましょう。
東北大学の英語の筆記問題は大問4つから構成されています。(2023年2月25日実施分)試験時間は100分です。そして各問題の詳細は以下の通りです。(東北大学は後期(経済学部)があります。後期についても以下に記載しています。)
大問1
大問1は長文読解問題です。非常に長い読解問題になり、内容一致問題・日本語で答える問題・日本語に和訳する問題等の質問が5つ出題されますので、長文読解演習を徹底して臨む必要があります。
大問2
大問2も長文読解問題になります。同じく非常に長い長文読解問題が出題されます。内容一致問題や類似単語を選択する問題等が出題されますので、長文読解演習をしっかり行い対策する必要があります。
大問3
大問3は会話文の読解問題になります。質問は二つありますが、一つ目は語彙の選択問題です。二つ目は質問に答える形で80字程度の英作文を書く問題です。内容の読み取りから主張・理由展開等、英作文の技術をしっかり身に付けてから臨む必要がある問題です。英作文の演習は必要不可欠になります。
大問4
大問4は日本語の文章を読み質問に答える問題です。質問は三つありますが、穴埋めで正しい英文にする問題・そのまま英語にする問題・複数の英文から正しい内容を選択する問題です。しっかりとした和英対策が必要になります。
次に後期(経済学部のみ)の問題の詳細は以下の通りです。(2023年3月12日実施)試験時間は同じく100分です。問題は前期と異なり大問3つから構成されています。
大問1
大問1は長文読解問題になります。長い文章を読み六つの質問に答える問題になります。質問は日本語で説明する問題や内容説明問題、語彙選択問題等になります。経済学部生を対象としているので、内容は経済学の話になります。長い文章題なので、しっかりとした長文読解対策が必要になります。
大問2
大問2も長文読解問題になります。文章量は大問1半分程度になります。質問は日本語で答える問題やタイトルを付ける問題がありますが、最後に50字以上のライティング問題があります。そのためしっかりとした英作文の対策が必要になります。
大問3
大問3は日本語の文章を読み下線が引かれた内容を英語にする問題です。二題出題されます。和英対策が必要になります。
まとめ
以上が東北大学の英語の問題分析になります。これらの問題を100分で解く必要があります。東北大学の特徴としてはそれぞれ(前期・後期)に英作文が含まれるものの、非常に長い読解問題が出題されるので、速いスピードで文章が読めるようになる必要があるということです。また話の要点を早く掴む練習も必要になります。そのため単語暗記・構文暗記はもちろんですが、とにかく時間を意識した読解対策が必要不可欠な入試問題になります。また英作文の対策も必要です。
上記にはしっかりとした長文読解対策が必要になりますので、東北大学の英語対策でお悩みの場合は是非とも当塾の体験授業にご参加下さい。当塾は長文読解対策の経験が豊富なので、東北大学の英語対策ではきっとあなたのお役に立てると思います。