ライティング力を高める方法(英作文)

2023年10月09日

 

 

大学受験の英語では英作文(ライティング)の問題も出題されます。英作文の書き方についてはしっかり解説していきますが、今回は英作文の基本的な勉強方法についてお話します。

A good reader is a good writer.(良い読書家は良い書き手である。)

英作文の勉強を始める前に知って欲しい言葉があります。それは「A good reader is a good writer.」(良い読書家は良い書き手である。)という言葉です。これは逆もしかりです。この言葉は私が恩師から教わった言葉ですが、今でも胸に刻んでいる重要な言葉でもあります。意味としてはそのまま受け止めて下さい。しっかり読書を行っている人は、自然と良い書き手になります。また良い書き手である人は、必ず高い文章読解力を有しています。私の経験でも、いずれかだけ突出して高い人は見た事がありません。つまりあなたが英作文の力を伸ばそうと考えるなら、絶対に読書(ここでは長文読解問題)をしっかり行う必要があります。

英作文は本質的にはあなたが読解文章を書くのと同じです。

その理由は少し考えて見ると容易に想像できると思います。何故ならそもそも長文読解問題で使われる長文とは誰かが書いた文章です。あなたがそれを読みながら意味を考え文章を精読する過程で、実は自然と文章を書く方法を学んでいるのです。また英作文を書く時は基本的な書き方を覚える必要がありますが、実は長文読解をしっかり行っている人というのは既に何度も基本的な書き方を読解時に読んでいるのです。そのためライティング(英作文)の力を高めるのに重要なのは、実は長文読解であるという事実をしっかり認識して下さい。まずはその認識を持つことが重要です。

英作文は書いて力を伸ばしましょう。

次にライティング(英作文)の力を高めるには実際に自分で英作文を書いてみる必要があります。何度も何度もライティングのルールに従って自分で文章を書いてみることが重要になりますが、最も重要なのは「プロから添削を受ける事」です。このプロセスをなくしてあなたのライティング(英作文)力が高まる事はありません。何故なら自分で書いた内容の何が間違っているのか、どの部分が間違っているのか、どうすれば正しい文章に変わるのかを添削を受けて初めて理解できるようになるからです。この添削というプロセスは最も重要なプロセスになりますので、必ず意識するようにしましょう。

まとめると、ライティング(英作文)の力を伸ばすには以下の流れで学習を進める必要があります。


1.ライティング(英作文)の書き方を学ぶ。
2.実際に自分で書いてみる。
3.「添削」を受ける。
4.もう一度書き直す。
5.正しいポイントを押さえた英作文を作り上げる。


以上になります。特に「3」の添削については最初の頃は一度だけではなく何度も受けるようにしましょう。添削を受けて自分の英作文を見直すというプロセスの中であなたのライティング力は確実に高まっていきます。あなたが受験する大学に毎年英作文の問題が含まれているなら、必ず早い段階で対策を開始するようにしましょう。そして上記を進める中で「A good reader is a good writer.」(良い読書家は良い書き手である。)という言葉を常に意識しながら長文読解問題も取り組んでみて下さい。新たな発見があると思います。

英作文の対策方法やその他英語の勉強方法についてお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。

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