2023年10月16日
「疑問文」について解説します。
疑問文とは質問する文のことです。あの人は誰ですか?とか、明日は雨が降りますか?というような質問する文をまとめて「疑問文」と言います。疑問文には以下の四つの種類があります。それぞれしっかり覚えて下さい。
1.一般疑問文(いっぱんぎもんぶん)
一般疑問文とはYes/Noで答えられる疑問文のことです。例えば以下のような文です。
(例1)Do you like playing tennis?
(あなたはテニスをすることが好きですか?)
(例2)Are you a student at this college?
(あなたはこの大学の生徒ですか?)
(例3)Have you ever been to New York?
(あなたはニューヨークに行ったことはありますか?)
答えは全てYes/Noになりますよね。この最も普通の疑問文を「一般疑問文」と言います。
作り方:be動詞や助動詞の文ならそれらを前に出す、一般動詞ならdoやdoes/didを付ける。現在完了形ならhave/hasを前に出す。
一般疑問文には「否定疑問文(ひていぎもんぶん)」も含まれます。具体的には以下のような文です。
(例1)Won’t you eat some foods at there?(あなたはそこで何も食べない予定ですか?)
→Yes, I will.(いいえ、食べます。)No, I won’t.(はい、食べません。)
(例2)Didn’t your father live in Kyoto five years ago?(あなたの父は五年前に京都に住んでいなかったのですか?)
→Yes, he did.(いいえ、住んでいました。)No, he didn’t.(はい、住んでいませんでした。)
上記の通り否定疑問文ではYesを(いいえ)と訳しNoを(はい)と訳します。
英語ではYesと書けば肯定の意味を表す必要があるので、Yesを(いいえ)と訳します。逆にNoと書けば否定の意味を表す必要があるのでNoは(はい)と訳します。ここは非常に重要なのでしっかり覚えておきましょう。
2.選択疑問文(せんたくぎもんぶん)
選択疑問文とは2つ以上の中から答えを尋ねる文です。
(例1)Is it a fruit or vegetable?
(これは果物ですか、それとも野菜ですか?)
(例2)Do you eat this by folk or by hand?
(あなたはこれをフォークで食べますか、それとも手で食べますか?)
(例3)Does professor Nancy teach Writing or Reading?
(ナンシー教授はライティングを教えていますか、それともリーディングを教えていますか?)
(例4)Which do you like better, a dog or a cat?
(あなたは犬と猫どちらが好きですか?)
(例5)Would you like coffee or water?
(あなたはコーヒーが欲しいですか、それともお水が欲しいですか?)
答えは全て質問で問われたいずれか片方になります。この文を「選択疑問文」と言います。
作り方:一般疑問文に二つの目的語を入れて or でつなげる。
3.特殊疑問文(とくしゅぎもんぶん)
特殊疑問文とは「疑問詞を用いる疑問文」のことです。疑問詞とは「who, which, what, whose, when, where, why, how」のことです。
(例1)Where do you go like to go as a trip?
(あなたは旅行でどこに行くのが好きですか?)
(例2)What sort of music do you often listen to?
(あなたはよくどんな種類の音楽を聴きますか?)
(例3)How did he go to San Francisco?
(彼はどうやってサンフランシスコに行ったのですか?)
(例4)Which book is easy for you?
(あなたにとってどちらの本が読みやすいですか?)
(例5)Why will she go abroad?
(何故、彼女は海外にいくのですか?)
どの疑問詞を使うかはあなたが何を知りたいかによります。
作り方:尋ねたいことを問う疑問詞を選び、その後は質問している内容を除いた普通の一般疑問文を作る。
4.付加疑問文(ふかぎもんぶん)
付加疑問文とは平叙文の最後に追加して質問する文をいいます。日本語でいうと「~ですよね?」というように相手に同意を求めたり、何かを確認する時に使います。
(例1)He is very kind, isn’t he?
(彼は非常に親切ですよね?)
(例2)It was very hot yesterday, wasn’t it?
(昨日は非常に暑かったですよね?)
(例3)It’s been three years since we graduate from college, hasn’t it?
(私達が大学を卒業してから三年が経ちましたよね?)
(例4)Ann will take an English lesson tomorrow, won’t she?
(アンは明日英語のレッスンを受けますよね?)
(例5)You can solve the problem by yourself, can’t you?
(あなたは自分でその問題を解けますよね?)
上記の通り、平叙文の意味に「~ですよね?」という意味を加えます。
作り方:まずカンマを打ち、平叙文の反対の動詞(平叙文が肯定文の場合は否定形、否定文の場合は肯定形)と主語の代名詞を置き最後にクエスチョンマーク「?」を書く。
以上が四種類の疑問文になります。作り方をしっかり覚えて正しく意味が理解できるようになりましょう。
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