「第1文型」(SV)について解説します。

2023年10月17日

「第1文型」について解説します。

今回は第1文型について解説します。文型は全てしっかり理解しないと英文の和訳時に苦戦しますので、一つずつ確実に定着させていきましょう。(文型の「SVOC」については別記事「文型の「SVOC」について解説します。」をご覧下さい。)

第1文型はS+Vで表すことができます。

文型の第1文型は(S+V)で表すことができます。具体的には以下のような文です。

(例1)He runs in the park. (彼は公園で走っている。)
(例2)The bus leaves at seven. (そのバスは七時に出発する。)
(例3)Mary works in the flower shop. (メアリーは花屋で働いている。)

上記の文は全て第1文型になります。第1文型はSとVだけで構成されている文のことを言いますが、それでは上記の場合はどれがSやVに該当するかを一つずつ説明します。以下をご覧下さい。

(例1)「S」=He       「V」=runs
(例2)「S」=(The)bus     「V」=leaves
(例3)「S」=Mary      「V」=works

ここまでは簡単に理解できると思います。

第1文型ではSV以外はM(Modifier:修飾語)になります。

ではそれ以外の部分はどうなるか?といえば全て「M」(Modifier:修飾語)になります。英文では文の要素(SVOC)に該当しない部分は全てM(修飾語)となります。何故なら修飾語はなくても文が成立するからです。上記の例で言えば、以下が「M」になります。

(例1)「M」=in the park
(例2)「M」=at seven
(例3)「M」=in the flower shop

上記の「M」はなくても文は成立しますよね。
例えば(例1)で「公園で」を取っても「彼は走っている。」となり文の意味は成立します。このように英文では「SVOC」以外の部分は「M」(修飾語)と考えます。「M」の最も重要な特徴はそれがなくても文の意味が成立するということです。この特徴は重要なので覚えておきましょう。

第1文型の動詞は「自動詞」である必要があります。

また次に文が第1文型になる場合は動詞が「自動詞」である必要があります。「自動詞」とは動作の主体(主語)が自分だけで行うことができる動詞です。その反対(動作の目的や対象が必要)は「他動詞」です。これについては別記事で解説しますが、第1文型の動詞は自動詞だけ使うことができると覚えておいて下さい。動詞の意味を考えると当然なのですが、ここは少し難しいところでもあるので、まずは自動詞だけが第1文型の動詞になるということだけ覚えておきましょう。

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