文型の「SVOC」について解説します。

2023年10月17日

文型の「SVOC」について解説します。

今回は文型のSVOCについて解説します。文型ではこの四つの文字「SVOC」が登場します。これらは「文の要素」とも言われますが、これらをしっかり理解しておかないと文型を理解することはできませんので意識して学んでいきましょう。

1.S(subject)とは主語のことです。

まず「S」(subject)というのは主語のことです。主語とは要するに文の主役です。基本的に英語では主語のない文はないので(命令文等の例外を除く)、主語は文の中で最も重要な要素の一つになります。基本的に主語になるのは名詞や代名詞です。もちろん名詞句や名詞節も主語としての役割を果たすことができます。主語はすぐに見つけられると思うので、主語についての解説はここまでにします。

2.V(verb)とは動詞のことです。

次に「V」(verb)というのは動詞のことです。動詞というのは動作や状態のことです。そもそも文というは動詞がなければ文として成立しないので、動詞も非常に重要な要素の一つになります。動詞には「be動詞」「一般動詞」の二種類がありますが、これらが時制等によって変化しますので、多くの数が存在します。動詞を全て覚えるのは難しいと思いますので、良く目に触れる動詞や自分が良く書く動詞はしっかり覚えておきましょう。

3.O(object)とは目的語のことです。

その次の「O」(object)は目的語のことです。目的語とは動作の目的を表すために使われる語のことです。日本語で言う「~を」「~に」に当たる言葉です。「私はサッカーをした。」ならば「サッカーを」の部分が目的語になります。目的語も重要な要素ですが、第一文型(SV)・第二文型(SVC)に目的語はありません。また第四文型(SVOO)では目的語が二つ入りますが、これについては別記事でしっかり解説します。目的語になれるのは名詞・代名詞・不定詞(名詞的用法)・動名詞・名詞句(節)等です。

4.C(complement)とは補語のことです。

最後の「C」(complement)は補語のことです。補語とは主語や目的語の意味を補う語のことです。もっと平たく言えば、補語とは主語や目的語の状態を表す語になります。補語は第二文型と第五文型で使いますが、これについても別記事で解説致します。補語になるのは名詞や形容詞、前置詞句などです。

以上が文型のSVOC(文の要素)の説明になります。それぞれの内容をしっかり理解した上で文型の勉強を始めるようにしましょう。

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