2023年09月27日
大学受験の英語対策では英文法の学習が必要不可欠になります。
大学受験には英文法の学習が必要です。
そもそも大学受験の英語対策は主に長文読解対策になります。長文とは長い文章の事です。そして文章とは文の集まりです。つまり長文読解対策ではその長文を構成している要素の一つである文を和訳する必要があります。そして文を正しく和訳するには単語と文法を知る必要があります。では、英語の文法はどの程度まで学び覚えればいいのでしょうか。あなたが趣味で英語の勉強をしているならどこまで学ぶかは自由に決めていいと思いますが、あなたの目的が大学受験の英語対策ならどこまで英文法を学ぶかを意図的に決める必要があります。何故なら英文法には細かいルールがたくさんあり高校生が受験目的で全てを学ぶ事はほぼ不可能だからです。
試しに本屋の参考書コーナーに行ってみて下さい。多くの英文法書が並んでいますよね。そんなのを見ても、どれに手を付けていいか分からなくなり、より混乱してしまうだけだと思います。文法書だけではなくそれに合わせた文法問題集も多くあるので、あなたが一人で選ぼうとすると本当に迷ってしまうと思います。それぐらい文法書及び文法問題集は多くの会社が出版しています。では、大学受験の英語対策ではどの程度まで英文法を学ぶ必要があるのでしょうか。それを知るには、そもそも文法はどのように範囲が決められているのかを知る必要がありますね。答えは以下の通りです。大きく分けると以下の三つの範囲があると認識して下さい。
1.中学範囲の英文法
2.高校範囲の英文法
3.それ以上の英文法
この三つだけです。この三つの範囲を分けて文法学習を進めていく必要があります。そしてあなたが大学受験の英語を勉強する場合、上記の三つの中でどの範囲までの英文法を学ぶべきかと言えば、答えは「2」の高校範囲までです。
高校範囲の英文法を学んでから受験対策に入りましょう。
「1」の中学範囲までだと大学受験の英語問題に含まれる英文を正しく和訳する事は難しいです。しかし「2」の高校範囲まで学習できていれば、忘れてしまっても調べ直す事で文の意味は理解する事ができます。「3」のそれ以上の英文法については、あなたの志望大学が難関大学の場合は必要になります。しかし「3」については実は細かい区切りはありません。つまり志望大学に合わせて独自に学んでいく必要があります。
もう少し細かく説明すると、中学範囲の英文法と高校範囲の英文法は完全に独立している訳ではありません。それどころか高校範囲の英文法は中学範囲の英文法を少し深くしたものなので、概ね単元として学ぶ内容は同じです。ただしそれぞれの深さは異なるので、別物だと割り切って学ぶぐらいの方が学習はスムーズに進みます。しかし多くの高校生にとって大学受験の英語対策に入る為の文法学習が必要だという事実は同じなので、大学受験の英語対策では高校範囲の英文法まで学ぶ必要があるという認識を持つようにしましょう。それ以上が必要かどうかは志望する大学によります。難関大学を志望する場合はそれ以上が必ず必要になりますので、それについてはプロに判断を仰ぐようにしましょう。
まずは一般的な大学受験の英語対策には「高校範囲の英文法」まで学ぶ必要があるという認識を持って下さい。つまり高校範囲の英文法が覚束ない状態ならば、絶対に無理して長文読解問題に取り組んではいけません。和訳時に文法で躓くだけだからです。しかしある程度は高校範囲の英文法が定着しているなら、読解問題に取り組める状態ができていると言えます。その状態になった後で大学受験の英語対策を始めるようにしましょう。
大学受験の英語に向けて、英文法の学習でお悩みであればいつでも以下のフォームから当塾にご連絡下さい。高校範囲の英文法をしっかりと学んでから受験対策を進めていきましょう。