パラグラフ・リーディングを行いましょう。

2023年09月29日



大学受験の英語では長文読解問題を解く事になります。その中で最も大切なのは「パラグラフ・リーディング」を行うことです。長文には色々な読み方がありますが、最も早くそして確実に読めるようになるにはパラグラフ・リーディングを行う事が重要になります。

パラグラフ・リーディングを行いましょう。

まずパラグラフについて説明します。パラグラフとは段落の事です。(こちらの記事「英語学習で使う言葉をしっかり定義しましょう。」もご覧下さい。)英語の長文読解問題は複数のパラグラフから構成されていますが、このパラグラフという概念をしっかり理解する事が読解対策には重要になります。何故なら英語の文章はパラグラフごとに意味が分けられているからです。読み手であるあなたに伝えたい内容が分けられているのです。裏返すと、書き手はパラグラフごとに意味を分ける事で読み手に読みやすいような文章を作っています。英語圏の人はライティングの技術としてそのような方法を学校で普通に学びます。

英語の文章ではパラグラフごとに話の内容が変わります。

リーディング(長文読解)では、各パラグラフごとに一つの意味が含まれているのです。あなたに伝えたいメッセージや言いたい事が一つ含まれているのです。もちろん二つ以上ある場合もありますが、原則としては一つの意味です。それ以上伝えようとすると、非常に読みにくい文章になるので、英語の文章としては高評価を得る事はできません。つまり英語の文章を書いている人はパラグラフごとに意味を分ける事を意識して書いているのです。これはリーディング(文章読解)を進める上で非常に重要なポイントとなります。何故ならパラグラフごとの意味をまとめれば文章全体としての意味を理解する事が容易になるからです。

複数の段落が存在している一般的な長文読解問題では、全ての文章をただゆっくり和訳するだけだと時間効率が非常に悪くなります。しかしパラグラフごとに「このパラグラフは何が言いたかったのか?」という要点をまとめることで、文章全体としての意味がより的確に掴めるようになります。例えば十個のパラグラフから成り立つ長文読解問題だと、少し大雑把に単純化すると、書き手が伝えたい事が十個ある事になります。(そこまで単純ではないケースもあります。)その十個をしっかり理解してまとめると、その文章の要点と書き手が伝えたい事をより正確に理解する事ができるようになります。

パラグラフごとに要点をまとめましょう。

つまりパラグラフの要点をまとめる練習をする事で、長文全体の意味をより正確にそしてより早く理解する事ができるようになります。長文読解問題では内容の理解を問う問題(例.本文の内容に合うものを下の選択肢から一つ選びなさい。等)が頻繁に出題されるので、パラグラフの要点を掴み読解全体の意味を正しく理解する事は、あなたの読解問題の正答率を高めてくれる事になります。その為、パラグラフ・リーディングは非常に大切な勉強法になります。

あなたが長文読解問題の意味を理解する事に苦戦しているなら、是非ともパラグラフ・リーディングを行ってみて下さい。何より各段落の要点をしっかりまとめられるようになると、文章全体の意味を理解する力も同時に伸びていく事になるので、読解力は確実に向上します。そのためパラグラフ・リーディングはお勧めの勉強法になります。是非ともパラグラフ・リーディングを行ってみて下さい。

長文読解演習が上手く進まないという場合や英語の勉強方法でお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。

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