2023年09月30日
大学受験の英語を勉強する時には徹底して「精読すること」が重要になります。
長文読解演習では精読する事が重要です。
精読とは細かい部分も注意してしっかり英文解釈を行いながら文構造を知り日本語での意味を理解する事です。普段の学習時には精読する事が最も重要になります。
精読はあなたの長文読解力を高めてくれます。何故なら精読することで単語力と英文を和訳する力が高まるからです。まず精読では長文問題に書かれている文章を一文ずつしっかり読み取り和訳することになります。そのため一つずつ知らない単語・イディオムを調べる必要性が生じます。そして一文ずつ英文解釈を行い英文の文型や文構造を理解する必要があります。その過程であなたの単語力・英文解釈力が高まっていくのです。
そのため普段の学習時においては精読は非常に重要になります。長文読解力は精読で高める事ができると言っても過言ではありません。もちろん単語や構文の暗記も必要ですが、実際に長文読解問題にある一つ一つの文を読んでみて、正しく解釈と和訳ができるか確認して調べる作業を行わないと和訳する力は身に付きません。そのためこの作業を普段から徹底する精読を事であなたの読解力は伸びていく事になります。試験では読解問題の読む量を絞れたとしても、読む部分を限定できたとしても、結局は正しく文章の意味を理解する事ができないと点数を取る事はできません。
上記の理由により、普段の学習では試験想定時の問題演習を除くと精読を徹底すべきです。絶対に精読せずに自分の英語力が伸ばせると考えないで下さい。英語の長文読読解力の高い人は普段の学習時に必ず時間を掛けて精読を行っています。その逆は絶対にあり得ません。そのためしっかりと精度を行って下さい。そして少し試験のテクニックになりますが、矛盾しているようですが、実際の試験本番では文章全てを精読してはいけません。
試験本番では精読してはいけません。
矛盾しているようですが、そうではありません。何故なら試験では時間が限られているので、その中で最大のパフォーマンスを発揮するには全てを精読している時間はありません。間違っても試験本番で読解問題を精読しようと考えないで下さい。試験では時間内に答えを探すことと読むべき部分を徹底的に絞る事が重要になるので、全部を精読したら高い点数を取る事は絶対にできません。そのため試験では精読ではなく如何に効果的に読む部分を減らせるかが重要になります。
ただそれは試験本番の話であって、普段の学習の中心は和訳力を高める学習であるべきです。つまりあなたの普段の学習の中心は精読であるべきです。間違っても文章を読まずに単語暗記や構文暗記のみで読解力を伸ばそうとしないで下さい。長文の精読があなたの読解力を高めてくれます。
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