2023年10月02日
長文読解問題の対策を進めていく過程ではスランプ(伸び悩み)に陥る事もあると思います。具体的には模試での点数が全く伸びない、急に和訳ができなくなった、単語や構文が全然覚えられない等の問題です。これはどんな教科の勉強でもある事です。では英語の長文読解対策のスランプから脱出するにはどうするべきでしょうか?それは「基本に戻ること」です。
スランプに陥れば基本に戻りましょう。
一般的に長文読解力を高めていくには長い戦いが待っています。ある程度の文章が読めるようになっても、長さを伸ばすと和訳できなくなる。内容が変わると対応できなくなる。知らない単語や構文が出てくると途端にどうしていいか分からなくなる。と、無限に戦いは続いていきます。では、そんな時はどうすればいいのでしょうか。方法はたくさんありますし、スランプに陥った原因にもよりますが、原因が「英語力の伸び悩み」である場合は「基本に戻ること」で解決が可能となります。これはどんな事でも同じですが、英語でも全く同じです。
英語の長文に伸び悩みを感じた場合はすぐに基本に戻りましょう。「基本的な単語の復習と暗記」「基本的な文法の見直し」「基本的的な読解問題の解き直し」「基本的な解き方の見直し」を徹底し直すのです。重要なポイントは自分が「もうこれならできるからやり直す必要はないと考えていること」をやり直すことにあります。できない事ではなく、自分ができると感じている事をやり直すのです。その中にスランプを脱出する鍵が埋まっているケースは実に多くあります。
私が経験したケースだと、長文読解力に伸び悩んでいる生徒様に基本単語の確認テストを行うと全くできていなかった例があります。文法は大丈夫と言っている生徒様の英作文を見ると、文法の使い方が無茶苦茶でしっかり英作文が読めないこともありました。つまり英語力が伸び悩んでいる原因というのは、自分ではできていると認識している部分が、実はできなくなっているから生じているケースが非常に多いのです。これは特にスポーツ等だと周囲にもわかりやすいのですが、英語力となると見えにくいのでよく分からないケースが多くあります。でも、意外と原因はシンプルである事が多いのです。
多くのスランプの原因は基本的な内容ができなくなっていることから生じています。
あなたが現在の英語力に伸び悩みを感じている場合は、まずは「基礎に戻ること」を意識して実行してみましょう。そうする事で長文のスランプから脱出できると思います。英語の勉強方法についてお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。