長文のリスニング問題に対する対策法

2023年10月09日

 

今回は長文のリスニングに対策する方法についてお伝えします。リスニングの問題は会話文や短い文章を聞いてその内容を答えるものもありますが、1分以上の長い話を聞き内容に答える問題もあります。ではこのような問題はどのように対策すべきでしょうか。

リスニング演習では内容を分けて取り組みましょう。

まず意識して欲しいのは、普段の勉強では「聞く部分を幾つかに分けて部分的に勉強を進めること」が重要だという事です。長い文章を聞いて一度に全てを理解しようとするのではなく、その文章を幾つかに分けて、自分が選択した部分が理解できるように聞く部分を分けてから部分ごとに勉強を進めるのです。仮に60秒の音声なら20秒ずつに分けて、最初の20秒を徹底的に何度も聞いてから原稿を精読して聞き直すということを繰り返すと、いずれ必ず英語が聞き取れるようになります。できればディクテーションも同時に行って下さい。(詳しくは別記事「リスニング演習とディクテーション」をご覧下さい。)そして次の20秒分も同じように行い、最後は残りの20秒分も同じように行います。

最後にまとめて聞いてみましょう。

それが終われば最初からまとめて一度に問題を聞いて下さい。通常のリスニング問題通りに行うのです。そして60秒分が一度に全て聞き取れるように何度も繰り返し60秒分まとめてリスニングを行って下さい。そしてそれができるようになれば次の問題に進むという事を繰り返すことで、あなたの長い文章が読まれるリスニング問題を解く力は高まっていきます。そして普段の勉強時は一つも和訳できない文がなくなるよう徹底して精読とリスニング復習に取り組んで下さい。普段の学習時に求められるのは「完璧さ」です。絶対に曖昧な理解のものを放置して次に進まないようにして下さい。(もちろん一部の難易度の高い表現等は別です。)

試験本番では話の本質を掴むことを考えましょう。長文読解問題と同じです。

ただし長文のリスニング問題の本番では「できる限り話の要点を理解すること」を意識して下さい。普段は「完璧さ」を求めつつ、本番では話の本質部分を理解するにように集中して聞いて下さい。矛盾しているようですが、試験本番では細かい部分を意識し過ぎると話の要点が理解できません。しかし普段から細かい部分まで理解しようと学習を進める事で、試験本番では話の要点が理解しやすくなります。何故なら意味が理解できない内容が減っていくからです。話のほとんどを理解できていれば要点を押さえることは簡単ですよね。このように普段と本番では少し意識を変えてリスニングの問題に取り組むようにしましょう。あなたの長い文章が読まれるリスニング問題を解く力はこの方法で必ず高まっていきます。

リスニングの対策方法やその他英語の勉強方法についてお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。

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