助動詞「would」について解説します。

2023年11月11日

助動詞「would」について解説します。

助動詞「would」について解説します。非常に良く使われている助動詞になりますので、しっかり意味を理解するように努めて下さい。

まず助動詞「would」は幾つもの意味を有していますが、まずは以下の三つをしっかり覚えるようにして下さい。

1.willの過去形

助動詞「would」は主節の動詞が過去形になった場合、従属節のwillを変形するのに使われます。例を挙げます。


(例)Mary knows that he will go to America. (メアリーは彼がアメリカに行くことを知っています。)
  →Mary knew that he would go to America. (メアリーは彼がアメリカに行くことを知っていました。)

上記の通り主節「know」が過去形に変わると従属節にある「will」が「would」に変わります。

2.過去の習慣「よく~したものだ。」

助動詞「would」は過去の習慣を表す場合に使われます。例を挙げます。

(例1)Tom would often swim in the pool. (トムはよくそのプールで泳いだものです。)
(例2)She would play the violin in school. (彼女はよく学校でバイオリンを弾いたものです。)
(例3)They would sometimes play golf. (彼らは時々ゴルフをしたものです。)

上記の通り「would」は過去の習慣を表す場合に使われます。「used to」との違いは別の記事で解説します。

3.過去の強い意志「どうしても~しようとした。」

助動詞「would」は過去の強い意志を表す場合に使われます。例を挙げます。

(例1)The door wouldn’t open. (そのドアはどうしても開こうとしなかった。)
(例2)They would follow their way. (彼らはどうしても自分たちの方法に固執していた。)
(例3)Sam wouldn’t accept my opinion. (サムはどうしても私の意見を受け入れようとしなかった。)

上記の通り「would」は過去の強い意志を表す場合に使われます。

そして一つ追加で意味を加えておくと「would」は「~かもしれない。」「~だろう。」という意味でも使われます。しかし「would」には非常に意味が多くあるので、まずは上記と「~かもしれない。」「~だろう。」という意味を覚えておいて下さい。
また仮定法等でも使いますが、これについては仮定法の記事で解説致します。

以上が助動詞「would」の意味になります。「would」は非常に多くの文章で使われていますので、必ずどの意味が使われているかをしっかり認識できるようにしましょう。

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