2023年11月19日
不定詞と動名詞で意味が変化するケースを解説します。
不定詞と動名詞で意味が変化するケースを解説します。これらの違いを知ることは非常に重要になりますのでい、必ず下記の内容はしっかり理解した上で覚えておくようにして下さい。
まず特定の動詞を使う場合は目的語に不定詞と動名詞のいずれを使うかによって意味が変わります。それらは次の通りです。
1.remember(不定詞:~することを覚えておく。動名詞:~したことを覚えている。)
rememberを使う場合は不定詞と動名詞の違いをしっかり認識しておく必要があります。以下に例を挙げます。
(例:不定詞)I remember to close the window. (私は窓を閉めることを覚えています。(忘れずに閉めます。))
(例:動名詞)I remember closing the window. (私は窓を閉めたことを覚えています。)
不定詞がこれからの話であるのに対して、動名詞は過去に行った話になっています。
2.forget(不定詞:~するのを忘れる。動名詞:~したことを忘れる。)
forgetを使う場合も同じく不定詞と動名詞の違いをしっかり認識しておく必要があります。例を挙げます。
(例:不定詞)I forget to see him. (私は彼と会うことを忘れます。)
(例:動名詞)I forget seeing him. (私は彼と会ったことを忘れます。)
3.try(不定詞:試しに~する。動名詞:~しようとする。)
tryを使う場合も同じく不定詞と動名詞の違いをしっかり認識しておく必要があります。例を挙げます。
(例:不定詞)I tried taking this hat. (私は試しにこの帽子を身に付けてみました。)→実際に身に付けた。
(例:動名詞)I tried to take this hat. (私はこの帽子を身に付けようとしました。)→まだ身に付けていない。
4.regret(不定詞:残念ながら~する。動名詞:~したことを後悔する。)
regretを使う場合も同じく不定詞と動名詞の違いをしっかり認識しておく必要があります。例を挙げます。
(例:不定詞)I regret eating snacks before dinner. (私は夕食前にお菓子を食べたことを後悔しています。)
(例:動名詞)I regret to tell you that I cannot help you. (私は残念ながらあなたを手伝うことはできません。)
5.stop(不定詞:~するために止まる。動名詞:~することを辞める。)
stopの場合はそもそも不定詞を取ることができないので、不定詞の副詞的用法(~するために)が適用されます。例を挙げます。
(例:不定詞)I stop to smoke. (私は煙草を吸うために立ち止まります。)
(例:動名詞)I stop smoking. (私は煙草を吸うのを辞めました。)
以上が不定詞と動名詞で意味が変わる動詞になります。上記の違いは非常に重要になりますので、必ず理解した上で覚えておくようにしましょう。
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