助動詞のイギリス英語について解説します。

2023年11月11日

助動詞のイギリス英語について解説します。

助動詞のイギリス英語について解説します。英語学習では原則として米国(アメリカ)英語を学ぶ事になりますが、イギリス英語で使う表現も学ぶ事が増えてきましたので、これらの表現も押さえておきましょう。

まず助動詞のイギリス英語(アメリカ英語では使わない表現。)は大きく分けて以下の三つがあります。

1.命令・提案等の文のthat節でshouldを入れる。

イギリス英語では命令・提案等の文のthat節にshouldを入れます。例を挙げます。

(例1)It is necessary that you should call her. (あなたが彼女に電話することが必要です。)
(例2)Mike ordered that they should be here on time. (マイクは彼らが時間通りにここにいるよう命令しました。)
(例3)It is important that we should learn another language. (私達が他の言語を学ぶことは重要です。)

上記の通りthat節の中の動詞にshouldを付けます。アメリカ英語ではこの状況で動詞を「原形」にします。

2.need「~する必要がある。」

イギリス英語では「need」を助動詞として使います。ただし否定文と疑問文のみです。アメリカ英語では「need」は全て動詞として使います。例を挙げます。

(例1)You need to sleep early. (肯定文:あなたは早く寝る必要があります。)
(例2)You need not clean the room. (否定文:あなたは部屋を掃除する必要はありません。)
(例3)Need I read that book? (疑問文:私はあの本を読む必要がありますか。)

上記の(例2・例3)の通り、否定文と疑問文には「need」を助動詞として使うことができます。

3.dare「~する勇気がある。あえて~する。」

イギリス英語では「dare」という助動詞も使います。これも否定文と疑問文のみです。(肯定文では「dare to 動詞」とします。)例を挙げます。

(例1)You dare to tell the truth. (肯定文:あなたは真実を話す勇気があります。)
(例2)Mika dare not talk to him. (否定文:ミカは彼に話しかける勇気がありませんでした。)
(例3)Dare you see the result? (疑問文:あなたはその結果を見る勇気がありますか。)

「dare」の使い方は上記の通りです。否定形では「don’t dare to 動詞」の形も可能です。ただしそもそも出題されることが多くない表現になりますので、上記の意味や使い方だけ覚えておきましょう。

以上がイギリス英語の助動詞になります。アメリカ英語とは少し違った表現もありますので、受験する試験等に応じてしっかり使えるようになって下さい。

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