2023年11月12日
今回は助動詞+have+過去分詞について解説します。非常に重要な用法になりますのでしっかり理解しておくようにしましょう。
まず「助動詞+have+過去分詞」は過去に対する推量や後悔を表しますが、以下の四つをしっかり覚えておきましょう。
1.must+have+過去分詞「~だったに違いない。」
「must+have+過去分詞」で「~だったに違いない。」という意味になります。例を挙げます。
(例1)He must have been a swimmer. (彼は水泳選手だったに違いありません。)
(例2)Tom must have been sick. (トムは病気だったに違いありません。)
(例3)They must have passed the exam. (彼らは試験に合格したに違いありません。)
2.may+have+過去分詞「~だったのかもしれない。」
「may+have+過去分詞」で「~だったのかもしれない。」と訳します。例を挙げます。
(例1)It may have rained here. (ここで雨が降っていたのかもしれません。)
(例2)Taro may not have studied hard. (太郎は一生懸命勉強していなかったのかもしれません。)
(例3)Mai may not have slept well. (マイはよく眠れなかったのかもしれません。)
3.cannot+have+過去分詞「~だったはずがない。」
「cannot+have+過去分詞」で「~だったはずがない。」という意味になります。例を挙げます。
(例1)They cannot have been here. (彼らがここにいた筈がありません。)
(例2)She cannot have played golf. (彼女がゴルフをした筈がありません。)
(例3)Mary cannot missed the appointment. (メアリーが予約をミスした筈がありません。)
4.should+have+過去分詞「~すべきだった。」
「should+have+過去分詞」で「~すべきだった。」という意味になります。例を挙げます。
(例1)I should have entered another club. (私は別のクラブに入るべきだった。)
(例2)He should have stayed at home. (彼は家に留まるべきだった。)
(例3)They should have eaten lunch there. (彼らはそこで昼食を食べるべきだった。)
以上が「助動詞+have+過去分詞」の用法です。他にも幾つかの表現が存在しますが、上記の四つは頻出度の高いものになりますので、しっかり理解した上で覚えておくようにしましょう。
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