単語暗記では単語数と見直す頻度が大切です。

2023年10月13日



大学受験の英語入試対策では長文読解対策が中心になります。そして長文読解対策では単語の暗記が重要になります。(別の記事「長文読解力を高めるには英単語の暗記をしよう。」をご覧下さい。)しかし暗記をする時に多くの人が悩む問題は一度に暗記する量と見直す頻度についてです。一日(一回)に暗記する単語数はどのように決めるべきでしょうか。そしてどのぐらいのペースでそれを見直すべきでしょうか。今回は単語暗記の数と復習の頻度について解説します。

一度に暗記すべき単語の量と見直す頻度

まず単語の暗記量は自分で決定して下さい。ただし最低でもまず一日二十個から始めるようにして下さい。何故ならそれ以下だと量が増えないからです。そして一日に二十個暗記したら次の日にもう二十個、さらに次の日に二十個と繰り返せると理想です。そして過去に行った単語は毎日復習していきましょう。しかしこう言うと毎日過去に暗記した単語を全て見直す必要があるのか、と感じて絶望を感じてしまう方もいますが、そうではありません。できれば一日に三日分行って下さい。そしてそれを継続的に進めて下さい。具体的には以下の通りです。


1回目:20個
2回目:40個(1回目の20個+2回目の20個)
3回目:60個(1回目の20個+2回目の20個+3回目の20個)
4回目:60個(2回目の20個+3回目の20個+4回目の20個)
5回目:60個(3回目の20個+4回目の20個+5回目の20個)
6回目:60個(4回目の20個+5回目の20個+6回目の20個)
7回目:見直しの日(3日連続で続けた単語「1回目分~4回目分」までを確認テスト&覚え直し)
8回目:60個(5回目の20個+6回目の20個+7回目の20個)
9回目:上記と同じように進める。


慣れてくれば一日に20個ではなくもう少し増やしていきたいところですが、あなたが高校生ならまずは20個ずつでいいので上記の通りに暗記を進めてみて下さい。その時は1秒ルール(別の記事「英単語の正しい覚え方」をご覧下さい。)もしっかり守って下さい。そして暗記する単語数を増やし続けていくのです。このように書くと「見直しの日の二回目以降はどうするのか?」と疑問に感じると思いますが、できれば過去に行った単語を一回目の見直し分も含めて全て復習(暗記テストと覚え直し)しましょう。ただしそれだとあまりも量が膨大になりますよね。そのため例えば合計五回目までの見直し分の単語復習が終わったら一度区切って見直しの日の復習はそこで終える、と決めていいと思います。(量は個人差があるので自分で決めて下さい。)

このように単語暗記の勉強を進めていくと必ずあなたの単語力は高まっていきます。毎日行うのが理想ですが、無理な場合は上記を「毎日の課題」として行う必要はありません。(本当は毎日が理想です。できれば毎日行って下さい。)まだあなたが高校一年生で英語の勉強を始めたばかりなら、「1回目」から「2回目」を三日ごとに行ってもいいと思いますし、どうしても無理なら一週間ごとに行っても大丈夫です。ただし受験前は上記の通り毎日進められると理想です。

単語の暗記は一回の暗記量を決めることと復習計画が重要になりますが、上記の方法で進めると定期的に大量の単語暗記と確認テストができるので、是非とも試して下さい。

単語暗記の方法やその他英語の勉強方法についてお悩みの場合は以下のフォームからご遠慮なくご相談下さい。

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